経営理念

株式会社キノワの取り組み

会社概要

私たちの目指す治療とは、信頼されるサービスを提供するプロフェッショナル集団として、鍼灸の健全な発展に寄与するべく、治療を通じて得た経験を広く社会に還元していくことにあります。

 

この治療の実現のため、私たちは、オープンマインド、礼節、身体性の3つを行動目標として掲げています。これらの行動目標は日々の治療の中で体現することで、誠実な治療家の一員となることも意味しています。

 

これらは私たちの行動規範でもあります。複雑化する治療の現場で、法令や規則、社内規定に従うだけでは事の是非を判断できないケースがあるかもしれません。そのとき私たちがよって立つべきものがこの価値観です。

わたしたちのお話しをしましょう。

 

「鍼灸の良いところを知ってもらいたくて2002年に恵比寿にてQiroom(QInowaのコンセプトルーム)を始めました。私は鍼灸が大好きです。だから、ほかの人たちにも、もう一度好きになってもらいたかったのです。その思いを叶えるために、恵比寿という街とQiroomが力を貸してくれました」

 

近代西洋医学の論理から説明のできない治療。エビデンスの見えない再現性のない治療効果。明治以降の衰退。それが、日本人が抱く鍼灸のイメージです。かつて栄えた伝統的な治療法は、生き残るのに必死だと思われています。しかし、鍼灸師の星野博子氏の見方は違います。鍼灸治療の復活を目撃しているのです。Qiroomを通じて、星野氏は鍼灸師として生きる若き治療家と鍼灸が再びつながりを取り戻せるようにサポートしています。

 

鍼灸師として生きるには強い思いが必要です。治療の現場ににいる人々は鍼灸業界が抱える問題をすぐに感じ取りますが、星野氏も例外ではありませんでした。当時呉竹学園を主席で卒業し、玉川病院の東洋医学研究所の研究生であった彼女に治療家としての門は開かれませんでした。「この鍼灸業界にはちょっと疲れていました」 と彼女は言います。ところが、先生の一人がある簡単なアドバイスくれた時、すべてが変わりました。鍼灸にこだわるな。しかし人の身体を施術し続けなさい、と言われたのです。「リラクゼーション店で働き始めて、鍼灸を今までとは違う視点でみるようになりました。治療の場にいると様々な可能性が見つかります。鍼灸は新しいアイデアを広く受け入れられる治療だったのです」

 

新しい視点をくれたその店での経験のあと、星野氏の頭の中に一つのアイデアが浮かびました。「ほかの鍼灸師の人たちにも、私が見ているように鍼灸治療をみてほしいと感じました。そこで、まずは鍼灸とオイルトリートメントのお店を始め、お客さんが集まるかどうかやってみようと思ったのです」